Cervical Spine Surgery × Medical Innovation

頸椎の手術治療に、 確かな選択肢を。

臨床 研究開発 国際教育 社会実装

指先のしびれ、うまく書けない字、段差でつまずく足。
それは、頸椎から届くサインかもしれません。
頸椎手術を専門とする成田渉が、診断から治療後の生活まで一貫して向き合います。

亀岡市立病院 / 2025年実績※1
374脊椎手術 350うち頸椎
MIST-OPERA / 標準例の目安
約3cm切開 30–40分手術時間 約20g出血量

全例をセンター長が担当。病態と全身状態を確認し、術翌日からの離床を目指します。

  • 脊椎手術 累計 5,000件※2
  • 毎日ムック2026年版 施設別・頸椎椎弓形成術 全国1位※3
  • 紺綬褒章 2025年 受章 / MIST 2026 学術集会 会長
  • 国際学会登壇 アジア8地域・30件超(日本を含む/2023–2026)
SCROLL

01 / Symptoms

こんな症状で、
お悩みではありませんか。

頸椎(けいつい)は、脳から手足へとつながる大切な神経の通り道です。
次のような症状が続く場合、神経が圧迫されているサインかもしれません。

  1. 01

    手や指のしびれ

    親指〜中指、あるいは小指側がしびれる。字が書きにくい、ボタンがかけにくい、お箸が使いにくい。

  2. 02

    首・肩・腕の痛み

    じっとしていてもズキッと走る片側の腕の痛み。肩甲骨のあたりがいつも重い。

  3. 03

    歩きにくさ・ふらつき

    足がもつれる、段差でつまずく、長く歩けない。転倒が増えた。

  4. 04

    手の細かい動作の低下

    スマートフォンの操作がしにくい、ペンを落とす、指がぎこちない。

  5. 05

    症状が徐々に進行

    半年、1年と経つにつれて、できなくなったことが確実に増えている。

  6. 06

    他院で手術を勧められた

    ただ、踏み切れない。別の専門医の意見も聞いておきたい(セカンドオピニオン)。

※ 症状の原因は頸椎以外の場合もあります。診断には MRI 画像と専門的な診察が必要です。

脊椎脊髄外科医 成田渉
成田 渉 Wataru Narita, M.D., Ph.D.
医学博士
京都府立医科大学(2017年)
卒業
自治医科大学(2003年)
手術用顕微鏡越しに執刀する成田渉 — 亀岡市立病院 脊椎センター 術中、頸椎 OPERA
In the operating room 亀岡市立病院 脊椎センター / 顕微鏡下・頸椎 OPERA 術中

02 / Doctor

成田 渉 Wataru Narita, M.D., Ph.D.

亀岡市立病院 脊椎センター長 / 脊椎脊髄外科 指導医

自治医科大学(2003 年卒)後、京都府北部の地域病院で脊椎外科の研鑽を積み、京丹後市立久美浜病院・京都中部総合医療センター・みどりヶ丘病院 脊椎脊髄センター長を歴任。 2017 年に京都府立医科大学大学院より医学博士を取得し、 2018 年、亀岡市立病院 脊椎センターを設立。京都・北摂・丹波の患者を一手に引き受けてきました。 診療領域は 頸椎外科を中心とした最小侵襲脊椎治療(MIST)3cm 皮切を基本設計とする片開き式頚椎椎弓形成術(MS-LAP / MIST-OPERA)を体系化し、 累計約 5,000 件の脊椎手術※2を経験。 亀岡市立病院が公表する2025年実績は脊椎手術374件、うち頸椎350件で、センター長として全例を担当しています。※1 手技書は 2026 年、名古屋大学・京都大学・滋賀医科大学の編集による 『新 OS NEXUS No.18』(メジカルビュー社)に 1 章として収載されました。

2016 年より Holoeyes 株式会社アドバイザー/エバンジェリストとして、XR(VR/AR/MR)・メタバース・AI を用いた脊椎外科手術支援技術の臨床実装に取り組み、 近年は Apple Vision Pro を用いた術中ナビゲーション、外視鏡(Exoscope)併用低侵襲頚椎椎弓形成術、Holoeyes MD メタバースでの遠隔手術指導を国内外の学会で報告。 国際学会での登壇は日本を含むアジア8地域・延べ30件超に及びます。 臨床・研究と並行して公益活動にも取り組み、日本赤十字社への寄付を通じた公益貢献により、2025年7月に紺綬褒章を受章。 代表を務めるFORTEC株式会社も、亀岡市への継続寄付により2024・2025年の「篤志者」として市広報に掲載されました。 2026 年 第 16 回 最小侵襲脊椎治療学会(MIST 学会/Spine Week Japan 2026) 学術集会 会長を務めます。

  • 医学博士(京都府立医科大学・2017 年) / 自治医科大学卒(2003 年)
  • 日本整形外科学会 専門医 / 日本脊椎脊髄病学会 指導医(脊椎脊髄外科 専門医)
  • 日本脊椎インストゥルメンテーション学会 広報委員長・教育研修委員・評議員
  • 日本低侵襲脊椎外科学会(JASMISS) 幹事
  • ISASS Asia-Pacific Section 理事 / 最小侵襲脊椎治療(MIST)学会 理事
  • 頸椎椎弓形成術を語る会 代表世話人 / 日本 CAOS 学会 世話人
  • 第 16 回 最小侵襲脊椎治療学会学術集会 会長(2026 年)
  • Holoeyes 株式会社 アドバイザー / エバンジェリスト(2016 年〜)
  • 日本赤十字社への寄付を通じた公益貢献により、2025年7月 紺綬褒章 受章
  • FORTEC株式会社 代表取締役 / 亀岡市への継続寄付(2024・2025年「篤志者」掲載)
  • 独自術式「MIST-OPERA」開発 / 専用ダイヤモンドドリル オーダーメイド設計
  • 教科書章執筆:新 OS NEXUS No.18「3cm で行う片開き式頚椎椎弓形成術」
  • すべての業績(著書・論文・国際登壇 60 件超)を見る →
受診した日がそのまま手術日ではありません。
まず「いま自分の首がどの段階にあるか」を知ること。そこからでいいのです。
— 成田 渉

Awards & Recognition

2025年7月 — 紺綬褒章 受章
/ 医療の外側まで、地域へ還元する。

日本赤十字社への寄付を通じた公益貢献により、2025年7月、紺綬褒章を受章しました。 また、代表を務めるFORTEC株式会社は亀岡市への寄付を継続し、 2024年・2025年の市広報で「篤志者」として掲載されています。 臨床で得た価値を、地域医療・文化・次世代へ循環させる取り組みを続けています。

2025年 紺綬褒章 受章時の成田渉
紺綬褒章 受章 / 2025 年
亀岡市への寄付を通じた地域貢献に関する記録写真
FORTECによる亀岡市への継続寄付 / 2024・2025年「篤志者」掲載

02.5 / Research & Global Reach

日本から世界へ、
3cm の術式を届ける。

3cm 小切開・30〜40 分の独自術式は、アジア太平洋の主要学会に招かれ、
教科書の一章としても体系化されました。
技術を自院に留めず、共有し、検証し続けることを大切にしています。

海外カダバーワークショップで Professor Wataru Narita として若手医師にハンズオン指導する成田渉
Cadaver Workshop / Taiwan “Table 3 ― MIS Open-door Cervical Laminoplasty with Plate (C2–C7) / Professor Wataru Narita” 海外の脊椎外科医を対象に、ご献体を用いた実技指導を担当。 独自術式(MIST-OPERA)の再現性を、現場で手技とともに伝えています。

国際学会・招待発表を行った国(延べ 30 件超/2023–2026 年)

  • 🇯🇵Japan
  • 🇰🇷Korea
  • 🇹🇼Taiwan
  • 🇭🇰Hong Kong
  • 🇨🇳China
  • 🇹🇭Thailand
  • 🇲🇾Malaysia
  • 🇮🇩Indonesia

※ 2023–2026 年の国際学会における特別招待講演 2 件・シンポジウム登壇 19 件・一般演題 9 件(合計 30 件超)。
対象:ICCL / ISASS AP / SMISS AP / ThaiSMISST / APSS-APPOS-MSS / KOMISS / PASMISS / ISMISS ほか。

新OS NEXUS No.18 最新technologyを用いた脊椎手術 表紙

Textbook Chapter / 教科書章執筆

「3cm で行う
片開き式頚椎椎弓形成術」

山根健太郎・成田 渉 共著
松田秀一/今井晋二/今釜史郎 編
『新 OS NEXUS No.18 ― 最新 technology を用いた脊椎手術』
メジカルビュー社 / 2026 年刊 / pp. 156–167

独自の頸椎術式(MIST-OPERA)を、手技書として体系化。 名古屋大学・京都大学・滋賀医科大学の編集陣が監修する脊椎手術テクノロジーの決定版に、 専攻医が「経験すべき手術」として章立てで収載されました。

Major Invited Talks 2025–2026

  1. 🇭🇰 Hong Kong

    Future Perspectives & Clinical Challenges of XR Spine Surgery with Apple Vision Pro

    International Congress on Cervical Laminoplasty (ICCL 2026)
    Special Invited Lecture / 2026.3

  2. 🇹🇼 Taipei

    30-Minute Cervical Laminoplasty Through a 3 cm Incision: A Minimally Invasive Approach

    TSESS / TSMISS Autumn Symposium 2025
    Special Lecture / 2025.8

  3. 🇲🇾 Malaysia

    Evolving Minimally Invasive Techniques in Cervical Myelopathy: 3cm Incision Open Door Laminoplasty

    APSS-APPOS-MSS 2025 / 2025.6

  4. 🇹🇭 Bangkok

    Minimally Invasive Cervical Laminoplasty (MS-LAP): 3 cm Incision, 30-Minute Procedure Achieving Decompression from C2 to C7

    The 16th ThaiSMISST 2025 / 2025.11

Holoeyes アドバイザー(2016〜)

Holoeyes 株式会社 アドバイザー/エバンジェリスト。 Apple Vision Pro による術中ナビゲーション、Holoeyes MD メタバースを用いた遠隔手術指導・医学教育を国内外で報告。 脊椎外科XRの臨床導入と教育展開を、約10年にわたり共同で進めています。

厚生労働省 研修会講師(2024・2025)

「慢性疼痛診療システム均てん化事業」痛みセンター多職種連携研修会の講師を 2 年連続担当。 2024 年(東京)、2025 年(岡山)。

研究成果を、検証可能な形で公開

Journal of Clinical Medicine では、2024年にexLAP 17例と従来法11例の急性期成績を比較した予備的解析を報告。 2026年にはExLAPPS 7例の技術報告を公表しました。 いずれも予備的研究であり、長期成績と症例選択には追加検証が必要であることを明記しています。

MIST 学会 学術集会 会長

第 16 回 最小侵襲脊椎治療学会学術集会(2026 年・Spine Week Japan 2026)会長として、 Digital Spine & AI、内視鏡下固定術、地域医療とキャリア形成を含む学術プログラムを主導します。

※ 研究・講演実績は、診療の根拠を社会と共有するための活動として公開しています。 患者さんの受診・治療方針は、個別の診察結果に基づいて決定されます。

02.6 / Clinical Impact Ecosystem

手術室から、
教育・研究開発・社会へ。

地域医療で見つけた課題を、研究で検証し、技術として標準化し、次世代へ伝える。
さらに医工連携と事業を通じて社会へ実装し、得られた価値を地域へ戻す。
成田渉の活動は、ひとつの循環としてつながっています。

臨床課題から社会実装までの循環
  1. 01臨床患者さんの課題を見つける
  2. 02研究安全性と有用性を検証する
  3. 03標準化術式・器械・手順に落とす
  4. 04教育論文・教科書・手術指導で伝える
  5. 05社会実装医工連携と事業で価値を循環させる

Research Portfolio

研究者データで見る活動の広がり

researchmapで全業績を見る
論文
63
講演・口頭発表
65
研究分野
6領域
委員歴
16

出典:J-GLOBAL研究者情報 (researchmap同期情報/2026年6月10日更新)。登録件数であり、すべてが同一種別の査読研究を意味するものではありません。

2024 · PEER-REVIEWED

28

exLAP 急性期評価

exLAP 17例と従来法11例を比較した技術ノートと急性期成績の予備的解析。 長期成績の優越を示す研究ではなく、臨床導入初期の検証として位置づけています。

PubMedで論文を見る

2026 · TECHNICAL NOTE

7

ExLAPPS 予備的臨床経験

OPLLの選択症例を対象に、小侵襲片開き式椎弓形成術とスクリュー固定を組み合わせた初期経験を報告。 症例選択と追加検証の必要性を明記しています。

PMCで全文を見る

2026 · TEXTBOOK

12

手技を教科書として標準化

『新OS NEXUS No.18』に「3cmで行う片開き式頚椎椎弓形成術」を収載。 術前計画から閉創までを、再現可能な手順として体系化しました。

書誌情報を見る

02.7 / Society Roles

学会・研究の
共有する責任を担う。

手術技術と研究を、自院に閉じず、国内・アジア太平洋の同業者と共有・検証することは脊椎外科医としての責務です。
成田渉は次の学会・組織で運営側の役職を担っています。

  • 理事

    最小侵襲脊椎治療(MIST)学会

    理事・評議員

  • 理事

    ISASS Asia-Pacific Section

    国際脊椎外科学会 アジア太平洋支部

  • 幹事

    日本低侵襲脊椎外科学会(JASMISS)

    幹事

  • 広報委員長

    日本脊椎インストゥルメンテーション学会

    広報委員長 / 教育研修委員 / 評議員

  • 代表世話人

    頸椎椎弓形成術を語る会

    代表世話人

  • 世話人

    日本 CAOS 学会

    コンピュータ支援整形外科手術 世話人

  • 2016〜

    Holoeyes 株式会社 アドバイザー

    XR / メタバース / Apple Vision Pro 脊椎外科

  • 指導医

    日本脊椎脊髄病学会

    指導医(脊椎脊髄外科 専門医)

  • 専門医

    日本整形外科学会

    整形外科 専門医

※ 出典:researchmap(成田渉)、各学会公式役員一覧 / 2026年7月確認。

2025年 脊椎手術※1
374
うち頸椎手術※1
350件 / 年
標準的な皮膚切開
3cm
頸椎 OPERA 標準時間
30–40
※1 2025年診療実績
亀岡市立病院 脊椎センター公式ページ公表値。 2025年の脊椎手術374件、うち頸椎手術350件。センター長が全例を担当した旨が記載されています。 なお、毎日ムック2026年版の全国集計は2024年実績が対象であり、ここに示す2025年件数とは年次が異なるため直接結びつけていません。
※2 累計執刀数
成田渉が初期研修修了以降、単独術者として執刀した脊椎手術の通算件数(2026年1月時点/院内集計)。 所要時間・入院期間は症例により個別に異なります。
※3 全国集計
毎日ムック『日本の頸椎手術ができる病院 2026』掲載の2024年診療実績・施設別・頸椎椎弓形成術件数において、 亀岡市立病院が全国1位と掲載。2025年の院内実績とは対象年が異なります。

Signature Instrument

成田渉だけの、
ダイヤモンドドリル

頸椎の骨を「削る」という作業は、神経からわずか数ミリの距離で行う精密作業です。
既製のドリルでは、安全域と切削効率のバランスに満足できませんでした。
そこで成田渉は、精密医療器具メーカー 日本メディカルオーダー(新潟) に依頼し、 頸椎後方除圧専用のダイヤモンドドリルをゼロから設計・作成。 サイズ・刃形・軸長のすべてを、自身の術式(MIST-OPERA)に合わせて オーダーメイドしました。

ヘッド径
3.2 mm
刃 種
Diamond tip
作 成
日本メディカルオーダー(新潟)
道具を術式に合わせるのではなく、術式に合わせて道具を作る。
それが、手術を 1 時間縮め、神経を守る最短距離でした。
— 成田 渉
頸椎後方除圧用にオーダーメイドされたダイヤモンドドリル
実機写真 / Ø3.2mm Diamond Burr(日本メディカルオーダー製)
MIST-OPERA 用にオーダーメイド設計されたダイヤモンドドリル — 設計図

03 / Technique

独自術式 MIST-OPERA
首の奥に、
静かに到達する。

頸椎の後方から、神経の圧迫をピンポイントで取り除く術式です。
3cm の小切開と顕微鏡、直径 3.2mm の高速ドリル。
筋肉と組織をできるだけ傷つけないことに、徹底的にこだわっています。

従来法の切開範囲 — 頸椎後方全体を広く露出(10〜15cm)

従来法

頸椎の後方全体を広く露出。
多数の筋肉を剥離して展開する。

10–15cm 切開長

MIST-OPERA の切開範囲 — 1椎間のみピンポイント露出(約3cm)

MIST-OPERA

原因となる1椎間のみ、ピンポイントで開窓。
筋肉と棘突起を温存する。

約3cm 切開長

Principle / 原理

小さな入口から、椎弓の奥へ。

皮膚切開はわずか3cm。しかし、その入口からドリルを角度を変えて当てることで、 深部では椎弓全体(左右の関節・棘突起の根元)まで作業域が広がります。
「小さな入口、広い作業域」——これが MIST-OPERA の幾何学です。

小切開から椎弓全体へ広がる作業域の幾何学図 — 皮膚切開 3cm から椎弓全体に届く台形作業域

作業域のひろがり

皮膚では点のような開口が、骨の高さでは椎弓を十分に覆う面になります。 筋肉を切らずに角度を変えることで成立する、独自の幾何学設計です。

消毒済の皮膚に記した3cm切開ライン — ドレープ上の術野、2本指がスケール

01 / Entry

皮膚マーキング

消毒と覆布後、触知で正確な椎間を同定。指2本分——ここが唯一の入口です。

顕微鏡下での3.2mmダイヤモンドドリルによる椎弓削開 — 解剖イラスト

02 / Work

術野・ドリル当て

細い筒状の術野に、オーダーメイドのダイヤモンドドリルを差し込み、椎弓を薄く削っていきます。

頸椎椎弓形成術イラスト — 削開した椎弓をヒンジプレートで持ち上げて脊柱管を拡大

03 / Release

椎弓を持ち上げる

削開した椎弓を専用プレートで開いた位置に固定し、圧迫されていた脊髄に呼吸の余地を与えます。

従来法

切開長
10〜15cm
露出範囲
C2–C7 椎弓全体
手術時間
2〜3時間
出血量
数百 cc
術後装具
ギプス・頸椎カラーを要する例あり
リハビリ
通院リハが必要な例が多い

MIST-OPERA

切開長
約3cm
露出範囲
1椎間(ピンポイント)
手術時間
30〜40分
出血量
約20g(標準例の目安)
術後装具
ソフトカラー 1 週間
(痛みがなければ外して可)
リハビリ
症状と回復状況に応じて個別判断

※ 適応は疾患・病態により異なります。MIST-OPERA が適さないケースでは、 前方除圧固定術、後方除圧術、人工椎間板など、別の最適解を選択します。

04 / Flow

初診から社会復帰まで、
全体像を先にお見せします。

「何も分からないまま病院に行く」不安を取り除くため、
初診から復帰までの流れを、時系列でご案内します。

  1. 01

    受診前の準備

    お近くの整形外科で MRI を撮っていただけると初診がスムーズです(必須ではありません)。紹介状は不要、画像データ(CD/DVD)があればお持ちください。

  2. 02

    初診当日

    症状と経過を丁寧に伺い、手指の巧緻性・握力・反射・歩行を確認します。必要に応じて MRI・CT を追加撮影。その日のうちに「手術の必要性」「術式」「おおよその手術日」までお話しします。

  3. 03

    手術日までの準備

    服用中のお薬(特に血液をサラサラにするお薬)を共有いただきます。仕事・ご家族の予定を調整。持病がある場合は主治医の先生にご連絡します。

  4. 04

    入院・手術

    手術前日に入院し、翌日が手術です。MIST-OPERA の標準例では、切開約3cm・30〜40分・出血量約20gを目安とします。創部の状態により、術後はドレーン(細い管)を留置することがあります。病態と全身状態を確認し、術翌日からの離床を目指します。

  5. 05

    入院中の過ごし方

    ギプスは使いません。ソフトカラー(柔らかい首あて)は約 1 週間ご装着いただきますが、常時ではなく、痛みがなければご自身の判断で外していただいて結構です。食事・トイレ・入浴はご自身で。特別な理学療法は行わず、「普段の生活を取り戻す」こと自体が最良のリハビリです。

  6. 06

    退院

    目安は術後 7 日目以降。内服薬・次回外来・生活上の注意事項をお渡しします。遠方の方は、地元の先生と連携して経過観察する形も取れます。

  7. 07

    術後の復帰目安

    入浴・シャワー退院後すぐ
    車の運転退院後 2 週間が目安
    デスクワーク術後 2〜3 週間
    立ち仕事・軽作業術後 1 ヶ月〜
    力仕事・重労働術後 2〜3 ヶ月
    スポーツ術後 1〜3 ヶ月
  8. 08

    経過観察

    外来受診は術後 1 ヶ月・3 ヶ月・1 年が基本です。しびれは、術後 3〜6 ヶ月かけて段階的に改善していくことが多く、一足飛びに消えるものではありません。

  9. 09

    ご家族へのお願い

    退院後 1〜2 週間は、無理をさせないようそっと見守ってください。小さな改善(お箸が持ちやすくなった、歩きが軽くなった)に気づいたら、ご本人に言葉で伝えてください。回復の大きな支えになります。

  10. 10

    迷われている方へ

    受診 = 手術ではありません。 まずは「自分の首が、いまどの段階にあるのか」を MRI と診察で把握する。 そこからで十分です。判断の選択肢を一緒に広げましょう。

05 / Voices

受けられた方の声。

  • 10年近く続いた左手のしびれが、手術の翌日にはほとんど消えていました。 不思議なくらい、朝の目覚めが違いました。

    50 代 男性 / 頸椎症性脊髄症

  • 翌日から歩けて、1 週間で退院。2 週間でパソコン仕事に戻り、 1 ヶ月後には普通に出勤していました。

    40 代 男性 / 頸椎椎間板ヘルニア

  • セカンドオピニオンで伺いました。データを見ながらの説明の納得感が、 それまでとは全然違いました。

    60 代 女性 / 後縦靱帯骨化症(OPLL)

※ ご本人の同意のもと、個人が特定できない形に編集して掲載しています。 効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

06 / FAQ

よくあるご質問。

どんな症状のときに受診すればよいですか。

片側の腕・手のしびれや痛みが続く、指先の細かい動作がしにくい、歩くときにふらつく、 段差でつまずくようになった、といった症状が2〜3ヶ月以上続くときは、一度ご相談ください。

受診したら必ず手術になりますか。

いいえ、受診=手術ではありません。診察と画像から「いまどの段階か」を把握した上で、 様子を見るのか、保存療法を続けるのか、手術を選ぶのかを一緒に決めていきます。

紹介状は必要ですか。MRI は撮ってから行くべきですか。

紹介状は必須ではありません。お近くの整形外科で MRI を撮ってお持ちいただけると、 その場でお話を進めやすくなりますが、未撮影でも当日の検査に対応します。

入院はどのくらいかかりますか。

MIST-OPERA の場合、前日入院・翌日手術・術後 7 日目以降に退院、あわせて 1 週間以上が目安です。 前方除圧固定術など別術式では前後します。

仕事や運転にはいつ戻れますか。

一般的な目安は、デスクワーク 2〜3週間、立ち仕事・軽作業 1ヶ月〜、運転 退院後2週間〜です。 個別の状況に合わせて調整します。

セカンドオピニオンだけでも受診できますか。

もちろん可能です。できれば画像データ(CD/DVD)と、現在までの経過が分かる資料をお持ちください。 他院の方針を否定することはせず、「別の視点」として判断材料を増やすためのご相談として扱います。

遠方からの受診にも対応していますか。

全国からお越しいただいています。術後の経過観察はお住まいの地域の先生と連携する形も取れますので、 遠方を理由に諦めずにご相談ください。

しびれは完全に消えますか。

しびれの改善は 術後3〜6ヶ月かけて段階的 に進むことが多く、個人差があります。 病悩期間が長いほど、残存しびれが出る可能性が高くなる傾向があります。 事前の診察で、現実的な見込みをお伝えします。

07 / Contact

首のことで迷ったら、
まずは相談からで大丈夫です。

手術が必要かどうかは、診察しないと分かりません。
「手術になったら怖い」「まだその段階ではないかも」——そう思っている段階こそ、
一度 MRI と診察で現状を確かめておく価値があります。

※ 診療時間外のご連絡・お問い合わせ方法は、事前に病院公式サイトをご確認ください。